今回は下記に松本市の遺品整理などの様々な意見と感想をまとめました
松本市の遺品整理に伴う片付けの感想・1
私たちのオーナーのその後。
オーナーは独身だけどご両親は他県にいます。
お葬式はオーナーの地元で行われました。
私たちは、オーナー亡き後実質失業状態なので、それならばと全員でオーナーの実家まで参列に行きました。
私と先輩は、ご両親とちょっとの間だけお話をすることができました。
オーナーが住んでいたマンションの引き上げが最後の大仕事として残っているという話を聞きました。
こういう場合、人が亡くなって残された物を供養するという意味で、遺品整理という作業をしてから部屋を返す流れになるそうです。
その話をみんなにしたら、この遺品整理はご両親が自分でしなくても、専門の業者もあると誰かが言いました。
そこから、ご両親に遺品整理業者を使ってもらおうというアイデアになりました。
お葬式に行ったメンバーを中心に業者への支払いをカンパして。
ご両親はもちろん遠慮してたけど、そういう企画を実行するのは私たちにとっては簡単(笑)
形見だけはご両親の意思が必要なので、希望するものをあらかじめリストにしておいてもらいました。
リスト以外で作業中に見つかった物も、全部ご両親のところに送ってもらえました。
そしてお母さんから昨日電話がありました。
形見の中にあった宝くじが当たっていたそうです。
当選金を私たちに渡したいという電話でしたがめっそうもない。
でも金額を一応聞いたら、今回の遺品整理をほぼカバーする額。
これもオーナーの粋な計らいというやつなんでしょうか・・・。
松本市の遺品整理に関する色々な感想・2
皆さんのところは、親戚づきあいって楽しいんでしょうか。
うちはまあ、昔からできるだけないに越したことはないっていうか、あるとゆううつなイベントです。
原因は昔はうちの母、今はそれに加えて兄の嫁。
最新は、この日曜日にあったおじいちゃんの一周忌。
先攻は兄嫁。
そろそろおじいちゃんの遺品整理をしてほしいんですけど。
私たちの住むスペースがこのままでは狭くて困ちゃいます。
うわ~と思ってたら母が反撃。
遺品整理やりたきゃ自分でどうぞ。
おじいちゃんの車を勝手に売ってガレージ占領した実績もあることだし。
兄嫁は即うるうるまなこで、荷物が多い、力が足りない、だれか助けてくれなくちゃムリ。
こういう時遠い目をして気配を消す兄に殺意を感じます。
私はこんな場ではいつも口実をつけて母を場外に連れ出す係と昔から決まっていて、何度となく心がうすら寒くなる現場を見てきました。
が、今回は少し話し合いの余地があるテーマ、「遺品整理」があったので、その晩は私と父で作戦会議。
ネットで遺品整理業者というのがあるのを見つけたので、これを利用して兄嫁を静かにさせようというものです。
問題は費用の出どころ。
父は、丸くおさまるなら半分ぐらい出してもいいつもりでいます。
兄が少しでも協力的に出てくれれば少しは気が楽なんですけどね…。
松本市の遺品整理関連で見た様々な感想・3
新幹線で東京を往復する生活がそろそろ一か月になります。
といっても週1のペースなのでまだ5回目ですが、だいぶ通勤ビジネスパーソンぽく振る舞えているのではなかろうか。
乗っている2時間の間はだいたい音楽聞きながら寝ています。
こないだ帰りの新幹線では、席が隣のおばあさんとずっとしゃべって過ごしました。
私の後に違う駅から乗ってきて、席を間違えたり、リクライニングが使えなかったり、何かあるたびに「あれあれ」というのがかわいくて。
おばあさんは関西にある実家への里帰りが終わったところ。
最近誰も住まなくなってしまったので、荒れる前に家の整理をするために、ネズミと虫、蛇の駆除をする業者と、遺品整理をする業者を呼んだそうです。
遺品整理は主におばあさんのだんなさんの物が中心で、これは大して価値がないからほぼ処分だったのよ、と余裕のおばあさん。
おばあさんのおうちは、別の人に貸して古民家レストランとして改装することが決まっているとのこと。
古い民家を所有するマダムなのか、その割に新幹線できょどってたなと思ったら、東京暮らしが長く生活も気に入ってるからめったに乗らないのよときれいな標準語。
優雅なマダムや田舎で古民家レストランを始める人、何だか私とはずいぶん違った時間の流れの中で生きているみたい。
仕事でスピーディーもいいけど、たまにはこういう空気にも触れていたいよね…
松本市の遺品整理行った上での感想・4
おととい勉強会に初めて参加しました。
テーマは一人暮らしの孤独死対策と遺品整理業でした。
始めに、夏と冬、季節と関わる問題点です。
夏に恐いのは熱中症で、室内にいて熱中症になり、そのまま亡くなるケースが増加傾向にあります。
夏の孤独死で問題となるのは、高温多湿による遺体の腐敗が速いことだそうです。
遺品整理を業者に依頼する場合に現場が孤独死だと、遺体を取り除き部屋を特殊清掃するという金額的にも高いオプションがつくことになります。
冬場にあっては暖房器具や寝たばこなど、火事など命に係わる事故が多くなります。
いずれも、地道な見回りと声掛けが基本であり欠かせないという点が再確認されました。
また、ガス会社や宅配業など、あらたな業種との見回りの連携を実践している例も紹介されました。
遺品整理業の立ち会いについても問題点が指摘されました。
遺品整理の作業に遺族の立ち会いがないケースが多いのも、孤独死の特徴の一つです。
大家の負担がその分増え、業者側でも作業の責任に違いが出るのでこの点についても注意と対策が求められます。
孤独死と遺品整理業には切っても切れない関わりがあり、この業界がないと大家は大変困ったことになる印象があります。
僕としては他業種との見回りの連携についてもっと詳しく知りたいなと思います。
とにかく誰にも気付かれずさびしく、あるいは苦しみながら亡くなることがないように、できることは何でも試してみる姿勢が必要だと感じました。
松本市の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5
変な休みだったのですごく疲れてるけど、頭の整理を兼ねて今日一日の記録を。
本日、弟のアパートまで行って遺品整理。
業者のスタッフ数名で約四時間の作業。
家財の搬出とゴミの分別が大半だったので、僕は立ち会いをしたけれど作業にはあまり加わらず見ていました。
形見として写真、パソコン、携帯、時計などを引き取りました。
その中に、小さな箱に入った指輪。
弟がつけそうな感じではない、明らかに女性用のデザイン。
彼女がいたのかと思って、弟と共通の友達にきいてみたけど彼女はいないっぽかったとのこと。
キャバクラの女の子に物をあげるタイプでもないし。
それ以外にもアクセサリーは大きな箱一杯に出てきました。
化粧品も。
同居していた女性がいたのかとも思ったけど、量も多かったのでこれらは申し訳ないけど処分。
血のつながった弟とはいえ、成人して別々に住んでいれば他人と同じく生活の知らない部分は当然あります。
それを思うとあんまり見てはいけないような気がして、途中から外をぶらついたりして業者に完全に任せてしまいました。
うちに帰る前外で飲んでる時に、妹から電話がありました。
「何か見つかった?」
指輪の話をすると、サイズは?と聞かれました。
そういえばけっこう大きい。
「それ、ヒロトのだよ」
うーんやっぱり。
指輪も、化粧品も、どうやら弟が自分で使っていた物みたいです。
このことは妹と僕しか知らない。
両親に黙っておくのは、それほど苦にはなりません。
むしろ、大きな秘密を抱えたまま生きた弟はどんな気持ちだったのかな。
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